五十肩の患者の一言「コートを着るのが辛いです」

昨日から急に寒くなってきたので、厚手のコートを着ようとしたら左腕が挙がりにくく痛かったそうです。

五十肩あるあるですね。

【五十肩のあなたへ】寒い季節を少しでもラクに過ごすための5つのヒント

院長の私も10年ほどまえに五十肩をしているのでよく分かります・・・!

 五十肩の患者さんからのお声

「昨日、急に寒くなってコートを出したんです。そしたら、左腕がうまく上がらなくて…袖に腕を通すだけで涙が出そうでした。」 ー ・60代女性

この言葉に、同じような経験をされた方も多いのではないでしょうか? 寒さが本格的になると、五十肩の痛みがじわじわと増してきます。

当院にお越しになった五十肩の患者さんがなさった、冬のつらさを和らげることができる5つをピックアップしてみました。こんな事に気をつけてみてください。

1. 肩を冷やさない!温める工夫を

「朝起きたら、まずレンジでチンしたホットパックを肩にのせてます。じんわり温まると、動きやすくなります。」

冷えは五十肩の大敵。外出時はマフラーやストールで肩をしっかりガードしましょう。 お風呂で肩までしっかり浸かるのもおすすめです♨️

2. 着脱しやすい服を選ぶ

「セーターを脱ぐのが地味につらくて…。お勧めは前開きのカーディガンです。」

腕を後ろに回す動作は、五十肩には大きな負担。 前開きの服やストレッチ素材のアイテムが、肩にやさしい味方になります。

3. 朝の「肩ほぐし」ルーティンを作る

「壁に手を這わせて、少しずつ腕を上げるストレッチをやってみました。」

朝のこわばりをほぐすには、無理のないストレッチが効果的。 タオルを使った肩甲骨の運動もおすすめです。

4. 荷物は軽く、肩に優しく

「買い物袋を片手で持つと、あとでズキズキ…。キャリーカートを使ってみるのもおすすめです。」

重たい荷物は肩に大きな負担。リュックやキャリーカートなど、工夫してみてくださいね。

5. 「無理しない」ことを自分に許す

「家族に『今は肩が痛くて…』って言ったら、すごく気をつかってくれました・・。」

つらいときは、無理せず休むことも大切。 「がんばりすぎない」ことが、回復への第一歩です。

寒い季節は、肩も心もぎゅっと縮こまりがち。 あなたのペースで、少しずつほぐしていけば大丈夫。五十肩は必ず良くなります。

今日も自分をいたわる一日になりますように