頚椎症が原因の頭痛について

東洋医学の専門家が教える「頸椎症の頭痛」を解消 

「頭痛の原因は頸椎の動きの悪さです」

頸椎からの頭痛の解説ブログです。

あらゆる痛みとコリやお疲れはお任せください。
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こんにちは「痛みとコリをなくすサポート院」のハリニックよこい鍼灸整体院の院長 横井です。

 

すっかりラクになりました。

 

「一日中デスクなので、疲れてくると首が詰まるような感じで、ズ~~ンとしたコリが出て頭痛がする!」

今日、お見えになった頭痛でお悩みの患者さんの訴えです。

「頚椎症からの頭痛」と病院で言われた、とおっしゃっていました。

「頚椎症」と聞くと、頸椎椎間板ヘルニアや、頸椎変形症などの手のしびれや、動かしにくさなどの症状と思いがちですが、そんな手のしびれや頸椎の変形などなくても、頚椎症と言われ、その影響での頭痛はよくあることです。

頚椎症といわれる症状名は「バスケットネーム」です。

頸椎ヘルニアはないし、頸椎の変形もないし、頸椎のスキマはあるし、頸椎の位置も大丈夫だし・・・それでも首が原因ではなかろうか・・・??と、ドクターが判断したら、頸椎に何も異常が無くても「頚椎症」と症状名が下されるわけです。

「バスケットネーム」と言うのは、特別な異常や明確な原因が分からなくっても、それらしいところが原因と思われると、そのような症状名にされてしまう事をいいます。
他には、腰痛症、自律神経失調症、肩関節周囲炎などの症状名も「バスケットネーム」と言ってもいいですね。

頸椎と頭痛の関係は

頚椎症と言われても、頸椎の変形や神経の圧迫がなく頭痛が起こってしまうのは3つのタイプに分けられます。

  1. 「後頭部周辺の筋肉に原因がある頭痛」
  2. 「頸椎の関節の動きが硬くておこる頭痛」
  3. 「頸椎がズレてたり歪んでておこる頭痛」

頸椎は、重い頭を支えながら上半身とのつなぎ目の役割を担ってます。
頭は4~5キロもあるそうで、これを一日中支えるわけですから頚椎症の方も、頚椎症でない方も、もともと頸椎はアタマの重みの負担があるので、頭痛が出やすくなります。

首の異常があるとさらに影響が出てしまう訳なのです。

頚椎症の頭痛の原因は「頸椎の可動域の硬さ」

頸椎に変形などの特に異常のない「頚椎症」と、診断された頭痛の根本原因は「頸椎の関節」の動きの滑らかさが失われているからです。

4キロ前後ある頭の重みによって、頸椎には常に重みがかかり続けるので、首の関節がこわばって硬くなり動きが悪くなってしまいます。体重が重いと膝の関節に負担がかかり、痛くなったり、こわばったり、するのと似ているかもしれませんね。

頸椎の関節の動きの滑らかさが失われると、首の筋肉に必要以上に負担がかかり、首のコリ、肩のコリがひどくなります。
そして、首の筋肉が凝って固くなると、さらに頸椎がスムーズに動かなくなり、それが、また、ゆがみやズレも及ぼし、悪循環になってしまう訳なのですね。

頚椎症からの頭痛は、頸椎の動きの滑らかさがなくなり、ギシギシとこわばり、関節の周りの筋肉がガチガチにこってしまうことで頭痛になる・・! と考えてください。首がポキポキなるのもそのためです。

頚椎症の頭痛を取る簡単セルフケア「おもいっきり背伸び体操」

頚椎症の頭痛の原因の一つは、頚から肩にかけての筋肉のコリ・こわばりや血行の悪さ。それと、首の関節の硬さです。

ハリニックよこい鍼灸整体院に頚椎症からの頭痛を解消させる施術に、お越しになってる方におススメしてるセルフケアは「おもいっきり背伸び体操」です。

普通に背伸びをするだけでも首のこり・肩こり、背中のこわばりはラクにはなりますが「おもいっきり背伸び体操」は、腕をこれ以上伸びないくらい上におもいっきりあげたり、片方の腕を前に、もう片方の腕は後ろにおもいっきり伸ばしたり、指先を左右におもいっきり伸ばしたりと、筋肉と関節の硬さを取る「おもいっきり背伸び体操」の運動をしてみてください。

ゆっくりと呼吸を吐きながらなさってくださいね。注意点は首を後ろには倒し過ぎないようにそれだけは気をつけてください。

お仕事中でも簡単にできるのでおススメです。

こちらもおススメ、頭痛をラクにするツボ

ツボの刺激でしたら、生え際にある「天柱(てんてゅう)」「風池(ふうち)」のツボを親指で気持ちよく押し上げるのも、頭痛の解消になります。あとは、手の親指と人差し指の付け根にある「合谷 ごうこく」も痛みを取ってくれるツボなので、こちらもお試しくださいね。

 

お疲れが取れた施術後にパチリと1枚頂きました。

 

頚椎症からの頭痛を取る「頭痛サポート鍼灸整体」

頚椎症でおきる頭痛を解消する頭痛整体の施術は頸椎を整え痛みをしっかりと取り除きます。

頸椎の1番目(環椎 かんつい)と2番目(軸椎 じくつい)の関節(環軸関節 かんじくかんせつ)が4~5キロもある重い頭蓋骨を支えています。
この、環軸関節のまわりには、頚椎症だと凝りやすい筋肉(後頭筋)があり、その筋肉の中を頭蓋骨・頭の中に入る動脈や大きな神経などが通っています。

そのような頭蓋骨へ通っている大事な神経や血管が環軸関節や後頭部のうなじあたりの筋肉が硬くなることで圧迫されて、脳へ必要な血液を運ぶ通路である血管の通りを悪くし、頭痛が起こってくるわけなんです。

ひどい頭痛で、病院や頭痛外来などで特に問題がないと言われても、このような神経や血管がうまく働いてくれないと頭痛がおこります。原因が特定しにくい頭痛の原因は頸椎の関節の動きの硬さにあるのです。

ちなみに、頸椎は7個あるのですが、頭を左右に動かしたり、ねじったりする動きのほとんどが「環軸関節」が動いているので、ここが硬くなると頭の痛みがとても出やすくなるんです。

頚椎症からの頭痛を解決するには環軸関節の動きをスムーズに整えること。頸椎のズレ、動きの悪さと、後頭部の筋肉のコリ血流を良くする「頭痛サポート鍼灸整体」で首の関節、頸椎の動きを良くして滑らかにしていけば、長年の頭痛から解放されます。

毎日繰り返したり、我慢できない頭痛でしたら、ハリニックよこい鍼灸整体院の根本からみていく頭痛の施術にぜひお越しください。

頭痛薬のお世話にならなくてもよくなります。一度しっかりとおカラダケアとともに頭痛をきちんとなおしていき、頭痛のお悩みを解決していきましょう。

「頸椎症が原因の頭痛」の解説ブログでした!!。

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