「匂いつわり」にツボに温灸が効果的。

匂いつわりでお困りの妊婦さん!!

安産・子授かりで有名な宝塚市中山寺近くのハリニックよこい鍼灸整体院の院長 横井です。

『匂いづわりのブログです』

ハリニックには、吐きつわり・食べつわり・眠りつわり・よだれつわり・匂いつわりなど、いろんな「つわり」でお悩みのプレママさんがお越しになってくださいます。
つわりの解消は妊婦さんへの施術経験が豊富な当院へお任せください!!

匂いつわりの妊娠12週の妊婦さん!

妊娠初期のつわりはどんなつわりもツラいのですが、急ににつらくなるのが「匂いつわり」。

ある特定の匂いがつらくなったり、匂いの種類と関係なく変なにおいと思ったら、とたんに気持ち悪くなるものまで「においつわり」はいろいろです。

もともと、苦手だった匂いがもっとダメになったり、今まで全然気にならなかったにおいや、むしろ好きだった匂いまでダメになってしまうこともあります( ;∀;)。

そして、匂いつわりでツラいのが、においで気持ち悪くなると吐いてしまう事・・・(;´Д`。。

吐きつわりなら、空腹のときや食後などにはツライですが、匂いつわりの妊婦さんになると

「イヤな匂いを嗅いだら吐いてしまう」
「食事の匂いで気持ち悪い」
「お店に入ったら変なにおいで買い物できない」

妊婦さん以外は何でもない匂いでも敏感になって気持ち悪くなってしまうようです。

そんな、においつわりでご相談に来られた妊婦さんも「においつわり」と「吐くつわり」がダブルでツライとおっしゃてました。本当に辛そうな妊婦さんです。

「すべての匂いがダメです・・・・」

とにかくにおいに敏感になって拒絶反応をしてしまうそうです。特につらい匂い気になるにおいの筆頭はこちらだそうです。

「ご飯の炊き立てダメ」「お風呂のシャンプー、ボディソープもダメ」「トイレに入っても香り付きトイレットペーパーは当然ダメ」「ドラッグストアーの洗剤コーナーもダメ」「スーパーのお肉、お魚売り場はももちろんダメ」

特にダメなのが、人工的なにおいのする柔軟剤!!これは、匂いつわりでない妊婦さんもよくおっしゃいます。

そして、においつわりになって分かったのが、世の中に匂いのないところは「ほとんどナイ」だそうです( ;∀;)。

無香料って書いてあっても、においを付けていないだけでなにかしら匂うそうですし、普通に、何か匂うって事でなく、何気ない匂いが悪臭に感じてしまうのが匂いつわりの大変なところです。

そして、とっても残念なことに「旦那様のにおいもダメ」になったそうです(;^_^A。

なんで、旦那様の匂いがダメになったか教えてもらいました。それはこんなところから始まったそうです。

においつわりで気持ち悪くなって休んでると、優しい旦那様が「大丈夫??。しんどくない?」って背中をさすってくれてたそうです。最初のころは、なんて優しい旦那なんだろうってうれしかったのが、しばらくそれが続くとこうなったそうです。・・・・。

におい→気持ち悪い→吐く→旦那さん背中をさする。

優しい旦那さんなので、におい→気持ち悪い→吐く→背中をさする。

におい→気持ち悪い→旦那さん背中をさする→吐く。

気持ち悪い→旦那さん背中をさすってくれる→旦那さんの匂いを感じる→吐く。

気持ち悪い→旦那さんが近づくそして旦那さんのにおい→吐く。

旦那さんにおい→気持ち悪い→吐く。

旦那さん→吐く。

になってしまって、旦那さんの匂いもダメになって「旦那つわり」にもなってたそうです。

優しい旦那さん可哀想そうに・・。

それと、大変なのが料理です!。日によって気になる匂いが違うそうで、カレーのがダメになったり、数日前にダメだった食べ物が食べれたり。お野菜系のパスタは比較的OKなのにデミソース系が食べられません。

お肉は日によって、お魚は基本的にすべてダメだそうです。

そして、寒い時期でなくてよっかったっておっしゃるのが、食事は基本的に冷めたものしか口にしてないそうです。

比較的大丈夫なのが冷やしカレーに冷麺パスタだそうです。

温かいと匂いが強くなるのと、においのある湯気の出てるのは鼻に入るとむせてしまって気持ち悪くなるんですって・・・。カレー大好きな旦那さんも冷やしカレーには慣れてもらってるそうです。

またまた優しい旦那さん・・食事も可哀想に。

旦那さんには申しわけないですが、匂いつわりの時は割り切って食事をなさってみてください。

匂いつわりの経過

匂いつわりの対策をネットで探してる時に、たまたま当院をご覧になってお越しくださいました。

妊娠7週のころから匂いが気になりだして、それとともに吐きつわりも酷くなったとか!!。

最初の頃は匂いつわりと吐きつわりでとってもつらかったそうです。

匂いつわりの鍼灸には9週のころからお見えになり、週に1~2回の治療に来てもらい現在12週です。

吐きつわりは2~3回でずいぶんと落ち着いてきましたが、匂いつわりは地味に続いてます。それでも、匂う→吐くは無くなったんで、お買い物や外出もずいぶんとしやすくなり喜んでます。

なにより、旦那の匂いで吐かなくなったのが良かったそうです。旦那さん良かったですね~~(^^)。

においつわりとは?

匂いつわりに限らず、妊娠初期から不快な症状に悩まされるつわり。
妊娠安定期の15週くらいにはお困りの症状が徐々に落ち着いてきますが、長年の経験で「匂いつわり」は長引く傾向にあるみたいです。

そして、匂いつわりは吐きつわりやもどしつわりなど、他のつわりと症状が合わさって見られることが多いようです。

東洋医学では「においつわり」をどう考える

そんな「においづわり」の対処の仕方ですが、東洋医学的な観点から診ると「脾胃虚」(ひいきょ)と言って胃腸が弱ってたり「気滞」(きたい)と言って「元気のモト」が少なくなったりしてしまうと「においつわり」になってしまうと考えます。

産科の先生に相談しても、つわりになる原因がよくわからないので「カラダはどこも悪くないので、もうしばらく様子を見てくださいね」「妊娠初期の症状ですから、しばらくすると治まりますよ」などと言われ様子を見て過ごしてくださいねと言われることがあります。

しかし、東洋医学の鍼灸などの考えは「においつわり」などおカラダのお困りごとがあれば「どこかに、なにか調子が悪いところがあるから」と考えます。

例えばこの「においつわり」の妊婦さんの場合だと、胃や腸を元気に働かせてくれる「気」=「エネルギー」が、巡らずに滞っていると考えます。
東洋医学ではにおいと胃の働きが関連してると考えてます。

においを感じると胃腸の「気」が反応して胃を動かしてくれるわけですが、妊婦さんの場合だと、その反応が過敏になりすぎて、匂いを嗅いでしまうと吐きそうになったり戻しそうになるのが「においつわり」になってしまうんです。

妊娠前は普通に美味しいにおいを感じたら、胃腸が活発に動き出して、ググ~~っとお腹が鳴って「お腹が空いたなぁ~」になるんですが、においつわりの妊婦さんの場合は、胃腸の反応が過敏になってるので、キュ~~ッと胃が縮むようになってしまい気分が悪くなると考えてください。

このように、ママの気が滞って胃の反応が過敏になりすぎた「においつわり」に効果のあるツボに鍼(針)や温灸をしていきます。

足にある胃腸の元気を整える「足の三里」や、胃の働きを和らげる「手の内関」のツボを使うことで、ママの元気がスムーズによく動くようになり、気分がスッキリとしてきます!!。

自宅でも匂いつわりに効果的なツボにしていただける温灸を説明しますので、ぜひ、ご自分でも温灸をしてみてくださいね♪。

多くの妊婦さんを診てるからわかるポイントがあります!

東洋医学のチカラでママのカラダを早く妊娠に順応させながら、鍼灸や温灸で「においつわり」を解消してラクに楽しいマタニティライフを送れるようにサポートしていきます。

「においつわり」に効果的な鍼(はり)や温灸と整体

ポイント1 胃腸の働きを整えるツボに温灸

「においつわり」の妊婦さんには、胃腸の働きを整えるツボへ温かい気持ちの良い温灸をしていきます。
空腹が心地よく感じて美味しく頂けるようにしていきましょう。

ポイント2 お腹の筋肉や内臓の横隔膜の緊張も取る

吐き気があったり戻したりするとお腹の筋肉が緊張したりするので、お腹の中の横隔膜も硬くなってしまいます。

それを抑えるツボへ気持ちの良い温圧の刺激や、お腹の筋肉を柔らかくするツボにマッサージや温灸で横隔膜を緩めると胸がスッキリして気分も良くなります。

ポイント3 おカラダ全体の気を巡らせて温める

「においつわり」はおカラダも気怠いし、足もなんとなく冷えてしまっています。
気と熱を巡らせて温かなおカラダにすればご気分も落ち着いてきます。

つわりの鍼灸や温灸はとっても心地よい刺激です

リクライニングできるベットでゆったりと落ち着いて匂いつわりの施術を受けて頂けます。
お腹に鍼(はり)や温灸をしたり、うつ伏せになることもありませんのでご安心してお越しになってくださいね。

妊婦さんになると、いろいろとトラブルがおこってしまいますが、「妊娠中だからしかたがない」、「痛くてもガマン」など、そんな事はありません。
マタニティーさんの施術経験豊富なハリニックよこい鍼灸整体院にお任せくださいね。

ママのお体が元気になると、お腹の赤ちゃんもスクスクと成長してくれますからね。