歯のかみ合わせによる頭痛について。

東洋医学の専門家が教える「かみ合わせの悪さの頭痛」を解消

頭痛の解説ブログです。

 

すっかりラクになりました。

 

あらゆる痛みとコリやお疲れはお任せください。
三田市、伊丹市、川西市、池田市、西宮市、神戸市からならJR宝塚線中山寺駅から徒歩2分です。

こんにちは「痛みとコリをなくすサポート院」のハリニックよこい鍼灸整体院の院長 横井です。

「歯のかみ合わせが違ってきて、なんだか頭が痛い」

今日の頭痛でお悩みの患者さん。数週間前から歯医者さんに通い奥歯の歯根調整をされ、それから頭痛がしだしたそうです。

今は仮の被せの歯が入っていて、奥歯で食べ物を噛むのがとってもしにくいそうです。
それ、わかります!
私も上の前歯を調整中で詰め物が入っている状態です。ご飯を食べる時は、ズ~~っと、前歯の事が気になって食事する間、ずっと歯の事を意識しながら食事を摂っています。
奥歯だともっと噛むことが多いので余計気になりますね。

なんで噛み合わせで頭痛が起こるのか・・・?

歯を診てもらっている期間は頭痛だけでなく、ひどい肩こりになってしまう方もいらっしゃいます。
ちょっと、イメージしてみてください。奥歯の間に何か挟まるだけで、とっても気持ち悪いしスゴク気になります。

歯を診てもらっている期間は、その気持ち悪さが何週間か続くわけですから頭痛にもなります。

歯のかみ合わせが変わるとどうなる・・・??

以前から、美容鍼灸でお見えになってる歯科医師の方に、歯のかみ合わせが変わって頭痛を訴える患者さんの事をお話したら、かみ合わせで頭痛になるメカニズムを教えてくださいました。

その歯科医の先生が言うには

「そもそも、噛み合わせが正しい人ってあまりいない・・・」だそうです(ビックリ~!!)。

多少かみ合わせが正しくなくても、カラダってそれに合わせて何となくフィットさせているそうです。多少の噛み合わせの悪さであれば、肩こりや痛みの強い頭痛がはっきり表れるわけでもないので、かみ合わせが悪いことに気づいてない方が多いそうです。

でも、この奥歯を調整してもらった患者さんのように、急に噛み合わせが変わったりすると、食事で噛むときにアゴへの力の入り方が今までとは変わってきます。そうなると、下顎骨(下あごの骨)の位置が横にズレたり、頭蓋骨(頭の骨)と上部頸椎(首の骨の1番目と2番目)のポジションが変わったりで、歯を診てもらってから頭痛になることもあるそうです。
特に、「奥歯だと噛み方が変わりやすいので頭痛になりやすい」ともおっしゃっていました。

 

また反対側の奥歯で噛むので、今までとは咀嚼する顎の筋肉の力の入り方や使い方が違ってきて、噛み合わせから頭痛になっているかもしれない、ということでした。噛み合わせが悪いと頭と首との重心や力の入り方が変わりバランスも悪くなってしまうんですね。

そうなるとさらに悪いことに、バランスをとるために、肩や首の歪みが起こってしまう訳です。

この歯の調整をしてから頭痛になった患者さんも、急に首が凝りやすくなったり、肩のコリもひどくなったそうです。

姿勢が悪いと、さまざまな悪影響がでるのは想像できますが、噛み合わせでも姿勢に影響を及ぼすと頭痛になってしまう場合もあるんです。

カラダの入り口になる口腔内のかみ合わせは重要です!!

この、噛み合わせでの頭痛を訴える患者さんの場合ですが、側頭部の頭痛がツラいそうです。
お話を伺うと歯の治療をしていない反対側の奥歯で噛まれてるようで、そちらの方の肩コリがひどいようで、コリ感も左右で違ってきてます。
噛むバランスが違ってくると側頭部の頭痛になりやすいです。側頭筋という、耳の上あたりの薄い筋肉が緊張して、その周辺の血流が悪くなって筋肉が緊張して頭痛になってしまうんですね。
例えて言うと、ちっちゃな帽子をかぶり続けると、側頭部が痛くなるのと同じメカニズムです。

それと、かみ合わせが変わると、重い頭を支えている首の筋肉のバランスが悪くなるので、頸椎への頭の重みのかかり方も左右で違ってきます。それで片方だけの頭痛、側頭部の頭痛を生じさせてしまうんですね。

かみ合わせの頭痛を解消するには?

「ただいま歯の治療中の場合」この患者さんのような場合は、奥歯の施術をなるべく早急に終わらせるように、お忙しいですが歯科の通院を進めていってもらいながら、緊急避難的に鍼灸や整体で側頭部の筋肉の緊張や重心バランスの変わった首のケアをしていきます。首のバランスを整える頭痛専門整体でコリやこわばりを取っていき頭痛のない状態にしていきます。

側頭部の頭痛の場合は、側頭筋の筋肉を緩めるツボへの刺さない鍼が効果が抜群で、ヘッドマッサージよりも気持ちいいのでおススメです。

側頭部にある頭痛を鎮めるツボ刺激とともに、頭皮のマッサージにもなり、緊張しすぎた神経を落ち着かせるのでかみ合わせでの頭痛にはとても効果があります。

かみ合わせが変わってしまっての頭痛

過去にもあった症例ですが、奥歯のかみ合わせが合わなくなって、肩こりや吐き気が起こるようになった頭痛を訴えた患者さんもいました。
奥歯の高さが変わると、微妙に頭を支える角度が違ってきて後頭部やうなじ周辺の筋肉が緊張します。

このように歯の治療によって生じてしまった頭痛の場合は、頸椎のポジションを今の歯の状態に合うように矯正することで頭痛は無くなってきます。歯の治療後から頭痛や肩こりが起こりだした方は、一度ご相談ください。

ご自分でのケアは?

かみ合わせが悪くなり、噛むポイントが違ってくることで、顎のバランスが悪くなります。それで、首や側頭部の筋肉が硬くなって、血流も悪くなってしまいます。首や側頭部の血流が悪くなったのを良くすることで頭痛解消になるので「ヘッドマッサージ」をゼヒゼヒお試しください。

シャンプーをするときに一緒に頭皮をマッサージすると効果的です。
それと、夜間の歯ぎしりがあると頭痛になりますのでマウスピースなども有効です。

歯のかみ合わせからの頭痛を取る「頭痛サポート鍼灸整体」とは

歯のかみ合わせからくる頭痛を解消する「頭痛サポート鍼灸整体」で頸椎を整え痛みをしっかりと取り除きます。

歯の噛み合わせが変わってしまったことが原因で片方の顎に力が入ってしまいます。
下顎骨(下あごの骨)の位置を調整することで、かみ合わせが悪くなった頭痛を解消していきましょう。

奥歯の噛み合わせが悪い場合だと、顎が突き出たような姿勢になるので、頸椎がズレたり、首の骨・関節の動きが硬くなってしまいます。そうなると、後頭部の筋肉がこり、血流が悪くなり、うなじや後頭部の頭痛になります。

歯のかみ合わせで頭痛が起こっているようであれば、頸椎のズレを整えていったり、今の歯のかみ合わせに合うようなポジションを作っていきます。

頻繁に頭痛を繰り返したりお薬をのんでも我慢できないような頭痛でしたら、「頭痛解消鍼灸」や、噛み合わせを矯正する「頭痛解消整体」で、頭痛薬にお世話にならなくてもよいおカラダにしていきましょう。

「歯のかみ合わせで頭痛」の解説ブログでした!!。

女性の頭痛について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事