夜泣きと疳の虫(イヤイヤ期・不機嫌)に東洋医学がお役に立てます
夜泣きと疳の虫(イヤイヤ期・不機嫌)(赤ちゃんから小中高生)
夜泣きと疳の虫(イヤイヤ期・不機嫌)
毎日赤ちゃんの成長を感じる幸せもありますが、成長とともにママの悩みも増えてきます。 その中でもママの悩みの代表なのが「夜泣き」と「疳の虫(イヤイヤ期・不機嫌)」です。
夜泣きとは
赤ちゃんが生まれたころは、泣き声もちっちゃな可愛い泣き方だったのが、生後半年のころには、かなり大きな声で泣けるようになってきます。 お昼であればそれほど気にはなりませんが、夜に泣かれるとママやパパの睡眠時間が取れなくなりほんとうに大変です。
赤ちゃんの夜泣きは生後3~4か月から始まり、半年から1歳までがピークで1歳を過ぎればだんだんと落ち着いてきます。 また、今まで夜泣きが無かったのに、1歳を過ぎてから始まるお子さんもいますので、夜泣きはそのお子さんによって違いがあるようです。

疳の虫(イヤイヤ期・不機嫌)とは
夜泣きも含めて、怒りっぽくなったり、少し乱暴になったり、なんだか機嫌が悪い時が多くなったりする事が増えたら「疳の虫」がいると言われます。(特に関西地方では)夜泣きの原因は疳の虫と言われることもあるくらいです。
「疳の虫」の疳の意味ですが東洋医学の考えで「疳」は「肝と甘」として考えます。 最初の「肝」の意味は感情や気持ちの事をさしています。「甘」のほうは「甘い」の意味そのままで、甘いものを食べ過ぎないようにとの事です。
虫ですが、昆虫の事をさしているのではなく「虫の居所が悪い」などのことわざにもあるように、虫という言葉で感情が落ち着かない表現として使われます。
それを合わせて感情のコントロールが付かない状態のことを「疳の虫」として使われるようになったようです。
赤ちゃんから幼児期までの体は、大人からすると驚くほどのスピードで毎日成長しています。
体と脳や心が同じスピードで成長すればいいのですが、ほとんどのお子さんのそれは成長スピードはばらついています。
脳や心が成長して自我がでてきたり欲求が増えてきたり、感情が豊かになってきますが、体の成長より脳の成長がゆっくりで未熟だと、感情のコントロールや言葉で伝えることが出来ないので、自分の感情表現が「泣いたり」「怒ったり」「乱暴になったり」「暴れたり」して、ママやパパにつたえているのです。
夜泣きも疳の虫も赤ちゃんやお子さんの成長過程のほんの一部としてとらえてあげてください。しかし、毎晩の泣きやまない夜泣きや、毎日のイヤイヤや不機嫌な疳の虫を起こしてしまうお子さんと一緒だと、寝不足で疲れてしまうものです。
泣きやまない赤ちゃんや、1~2歳のお子さんを抱っこしながら夜泣きをなだめたり、暴れたりするお子さんの相手をするには体力も気力もいることでしょう。
ママやパパが睡眠不足やお疲れだと、ついついイライラしたりしてしまいますので、夜泣きや疳の虫でお困りでしたら、小児はり・お子さん整体や赤ちゃん・ベビーマッサージをお試しになってください。

「夜泣き・疳の虫」(イヤイヤ期・不機嫌)への鍼灸と整体
当院の「夜泣き・疳の虫」の施術ですが、穏やかな成長を促すツボへ、赤ちゃん・ベビィマッサージや小児整体・小児はりなどをしていきます。
小児はり・ベビィマッサージ

お肌をやさしくさすっていきます。
小児はりとは赤ちゃんから10歳くらいのお子さん向けの施術のことで、大人のように体にハリを刺すことはありません。プラスチック製の刺さない鍼でお肌を優しくさすっていきます。スキンタッチとも呼ばれてます。
アタマのツボには脳の成長を促す作用があり、首の下あたりには風邪をひきにくくするツボや、背中の真ん中あたりには気持ちを穏やかにするツボ、腰のあたりには食事をしっかり食べれたりスクスクと成長を促すツボなどがあります。
おカラダ全体を気持ちよく擦ったり撫でてあげることでツボが刺激が脳に伝わり、お子さんの成長を促すことで穏やかな行動になっていくのです。

頭のツボをさすることで穏やかに育ってくれます。
小児・ベビィマッサージ・クスクス整体
夜泣きや疳の虫の赤ちゃんやお子さんは、手足が冷えていたり、体が硬くなっていたりして緊張やストレスなどもあるのです。大人でも緊張していると体が冷えたり眠りが浅くなったり、イライラしてしまうのもです。
気持ちを穏やかにするツボへ、気持ちよい強さでツボ押しをしたり、体をさすりながら緊張をほぐしていくマッサージや、お腹をくすぐっていきニコニコ・クスクス笑いながら、気持ちやからだ全体も柔らかくゆるめていくのが「小児・べビィマッサージ」です。
さすったりくすぐったりすると心地よく気持ちよくなって、寝てしまうお子さんもいます。
自宅でもできるツボへの刺激やマッサージなどの手当てもお伝えしていきます。
寝る前にしてあげて気持ちで寝かしてあげてください。優しい手当で気持ちも体もゆるんだまま寝てくれるときっとゆっくりと休んでくれます。

くすぐりながらのスキンタッチでにこやかに
料金について
施術費 3,000円 (別途衛生材料代600円)
初見料 1,000円 *初回のみ体験治療として半額の1,500円になります。
●お勧めの施術コース
「夜泣き・疳の虫解消プログラムコース」 2カ月の会費10,000円
入会されてから2ヶ月の間は、何度でも通常の半額で集中施術を受けてもらえるコースです。
※通常3,000円の料金が半額の1,500円になります。(別途衛生材料代600円)
ママやパパにとって「夜泣き」や「疳の虫」で泣き続けられたり、ぐずられたりしたらどうしていいものか戸惑ってしまいます。
ましてや、夜中に泣かれたりすると、孤独感にも襲われてしまいますし、寝不足になると子育てがイライラしたり、育児にも気持ちが向かなくなってしまいます。
夜泣きや疳の虫は多くのママやパパが経験していることなので、お友達や先輩ママなどにお気持ちを聞いてもらうのも一つの方法です。
いつまでも泣き続けられる夜泣きや、ご機嫌が斜めになる疳の虫は必ずおさまり終わりがあります。
赤ちゃんが成長していく過程として見守っていってあげてください。
夜泣き・疳の虫(イヤイヤ期 不機嫌)に関係したことを書いているブログです。
夜泣き対策 Q&A
泣きやまない時にした夜泣き対策。当院にお越しになったママ・パパたちがなさったことです
・夜泣きが治まらないと深夜のドライブ
なかなか泣き止まない夜泣きの時には主人と一緒に深夜のドライブに出かけました。
近所をぐるっと一周すると泣き止んでくれたりします。
・昼間のお遊びでクタクタにさせました。
お昼寝も短めにしてお昼間にめいっぱいあそばせました。それをすると、夜はぐっすり眠ってくれるようです。
もしかしたら、遊びが足らないと夜泣きするみたいで、遊ばせるのがすごく大切だと感じます。
・ミルクやおっぱいで泣き止ませる
お腹が空く時間ではないはずなのに、なかなか泣き止まないときはミルクやおっぱいを飲ませるよりも吸わせてあげると安心するみたいでした。
最後はやっぱりおっぱいです!!
・寝かすところを変える
添い寝してても泣き止まないときはリビングのソファーで横にしたら寝てくれました。
・思い切って起こして遊ぶ
赤ちゃんは朝も夜も時間が関係ないので、夜泣きが終わりそうもない時はあそばせました。夜中なので遊びに飽きたら寝てくれました。
・ドライヤーの音を聞かせてあげる
シャカシャカする音に似ているのか、ヘヤードライヤーの音で静かになりました。泣き止まないときはいつもこれでした。
・泣いていてもしばらくそのままに
夜中泣きだしても、ただそのまま泣かしていると、数分で泣き止むことが多くなってきたのでちょっと手をかけるのをガマンして見守ってました。

疳の虫(イヤイヤ期 不機嫌)対策 Q&A
・疳の虫の「疳」は「甘」の意味もあります
かん虫の小児はりにお越しになられた親御さんにお伝えしてるのが「あまり、甘いものを食べさせないようにしてください!!」とお願いしてます。 お菓子などを控えめにしてあげてください。
・その子のルールを見てあげてください。
疳の虫が強い子の傾向として、一つの事に集中したり、その子なりの手順やルールがあるように思います。ママがよかれと思って先にしてしまうと、自分ならではのルールが崩されたことで泣いたり怒ったりしてしまうこともあるようです。
・ヒートアップしてしまうようならほおっておく
かん虫の強い子は、なだめられたり叱られるとさらにヒートアップしてしまう場合もあります。そんな時はそのままにしておくのも一つの方法かもしれません。
・疳の虫っているんですか
平成生まれのママたちになると、疳の虫って言われてもピンとこない言葉ではないでしょうか。夜泣きや癇癪などで乱暴になったお子さんを見ると、とても不安になったりします。
おカラダがスクスクと成長していても、ココロの成長が付いてきてないだけなのです。ママの愛情が足りていないのではなく、体の虫が悪さをしているだけなので、お子さんの成長を穏やかに見守ってあげてください。