産後ママはストレートネックになりやすい?
「ストレートネック」という言葉を聞いたことはありませんか? 本来、首の骨(頚椎)は緩やかなカーブを描いて頭の重さを支えています。しかし、そのカーブが失われて首の骨が真っすぐになった状態を「ストレートネック」と呼びます。
頭の重さはボウリングの球ほどともいわれ、約4〜6kgの重さがあります。その重たい頭を毎日支え続けている首や肩には、想像以上の負担がかかっています。
ストレートネックになると首や肩の筋肉が緊張しやすくなり、肩こり・首こり・頭痛を引き起こす原因のひとつになります。
妊娠中からストレートネックは始まっています
実は、ストレートネックは産後だけでなく妊娠中から始まっていることも少なくありません。
妊娠後期になると、お腹が大きくなることで重心が前へ移動します。そのバランスを取ろうとして背中が丸まりやすくなったり、アゴを前へ突き出した姿勢になったりします。
この姿勢が続くことで、首本来のカーブが失われやすくなり、知らないうちにストレートネックへ近づいてしまうのです。
産後の育児は首や肩に大きな負担をかけます
産後は授乳や抱っこ、おむつ替えなど、下を向く姿勢が圧倒的に増えます。
赤ちゃんを見守る時間も長く、首を前へ突き出した状態が続きやすいため、首や肩の筋肉は常に緊張した状態になります。
さらに、
- 授乳中にうつむく姿勢が続く
- 抱っこ中に肩へ力が入る
- 寝かしつけで前かがみになる
- 赤ちゃんのお世話で休む時間が少ない
このような積み重ねによって、産後の肩こりや首こりが慢性化しやすくなります。
スマートフォンの見過ぎも要注意です
育児中は「赤ちゃんの様子が心配」「分からないことを調べたい」と、スマートフォンを見る機会が増えます。
しかしスマートフォンを操作するときの姿勢は、首を大きく前へ倒した状態になります。 この姿勢が長時間続くことで首や肩への負担がさらに増え、ストレートネックや肩こりを悪化させてしまうことがあります。
また、スマートフォンの長時間使用は目の疲れにもつながります。目の疲労は首や肩の緊張を強め、頭痛や集中力の低下を招くこともあります。
肩こりや頭痛だけでなく脳の疲れにもつながります
首や肩の筋肉が緊張すると血流も低下しやすくなります。 その結果、肩こりや頭痛だけでなく、頭がボーッとする、疲れが抜けない、集中できないといった「脳疲労」のような状態につながることもあります。
特に産後は睡眠不足や育児疲れ、自律神経の乱れも重なりやすいため、不調が慢性化しやすい傾向があります。
当院では、首や肩だけを強く揉むのではなく、お身体全体のバランスを整えながら首への負担を減らし、産後特有の肩こりや頭痛、育児疲れの改善をサポートしています。





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