妊婦さんの肩こり・首の痛みでお悩みの方へ|宝塚中山寺のマタニティ鍼灸整体

妊婦さん・マタニティーさんの肩こりの原因と東洋医学的な考え方

こんにちは、ハリニックよこい鍼灸整体院の院長の橫井です。
妊娠すると、これまで感じたことのない肩こりや、首から後頭部にかけての痛みが出てくることがあります。
「どうしてこんなに肩が重いんだろう…」と、不安なお気持ちを抱えている妊婦さんも多いのではないでしょうか。

その理由は、西洋医学的なメカニズムと、東洋医学的な体の変化の両方から説明することができます。

妊娠によるホルモン変化と肩こりのメカニズム

妊娠すると、「リラキシン」というホルモンが分泌されます。
リラキシンは、出産に向けて骨盤まわりの靭帯や筋肉をゆるめる働きがあり、赤ちゃんが通りやすい準備をしてくれる大切なホルモンです。

ところが、このリラキシンの影響は骨盤だけでなく、首や背骨を支える靭帯にも及びます
靭帯がゆるむことで、頸椎(首の骨)や背骨を支える力が弱くなり、頭の重さを支える筋肉に負担がかかりやすくなるため、肩こりや首の痛みが出やすくなってしまうのです。

さらに、妊娠20週を過ぎてお腹が大きくなると、どうしても猫背の姿勢になりやすくなります。
背中が丸くなり、頭が前に出る「前傾姿勢」になることで、首から肩にかけての筋肉が常に引っ張られた状態になり、妊婦さん特有の肩こりや首の痛みを引き起こします。

妊娠初期はつわりや体調の変化で運動量が減り、むくみや血流の低下も起こりやすくなります。
中期以降は動きがゆっくりになり、スピーディーな動きや大きな動作をしなくなることで、筋力や体力が少しずつ落ちてしまうのも、肩こりの原因のひとつです。

そして後期になると、体型や姿勢の変化によって重心が不安定になり、肩や首に負担がかかりやすい状態になります。
こうした変化が重なり、妊婦さんは肩こりになりやすいコンディションになってしまうのです。

東洋医学からみた「妊婦さんの肩こり」

東洋医学では、妊娠中のお身体の状態を、「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランスの変化として捉えます。
赤ちゃんを育てるために、ママの体はたくさんの「血(けつ)」と「気(き)」をお腹に集めます。

その結果、肩や首まわりの「血」の巡りが滞りやすくなり、血行不良によるコリや重だるさが出てきます。
また、妊娠中の不安や心配ごとが続くと、「気」が上半身に偏りやすくなり、頭や首に緊張がたまりやすい状態になります。

東洋医学的には、妊婦さんの肩こりは、
「血の巡りの滞り」+「気の偏り」+「水(むくみ)の停滞」が重なって起こると考えます。
つまり、ホルモンや姿勢の変化だけでなく、体の内側のエネルギーバランスの変化も肩こりに深く関わっているのです。

心と体の両方からケアしていくことが大切です

妊娠すると、「ちゃんと育っているかな…」「これで大丈夫かな…」と、嬉しさと同時にハラハラする気持ちも増えていきます。
初めての妊娠ならなおさら、心配や不安でアタマが疲れてしまうこともあります。

この“脳の疲労”は、肩こり・首こり・頭痛を強くする大きな原因のひとつです。
東洋医学では、心と体はひとつのものとして考えますので、「肩だけ」「首だけ」を診るのではなく、心の状態も含めて全体を整えていくことが大切だと考えます。

でも、どうか一人で抱え込まないでくださいね。
あなたが感じている肩こりや首の痛みには、ちゃんと理由があります。
そして、そのつらさをやわらげる方法もあります。

ハリニックよこい鍼灸整体院では、妊娠中のお身体の変化を東洋医学と西洋医学の両面から理解しながら、
安心して受けられるマタニティ鍼灸整体をご提案しています。
いつでもご相談ください。少しでも楽に、心地よく過ごせる毎日になりますように、丁寧にサポートさせていただきます。